1993年、従来の6000形置き換えを目的として登場したステンレス車両、都営地下鉄三田線6300形電車のうち、記念すべき第1編成の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
Photo Gallery
概要
ビートレスなステンレスボディ、青をまとった大型ガラスの前面など、従来車とはまったく異なるエクステリアで6300形は三田線で活躍を始めました。
車内はアイボリー系の明るい内装がベースとなっています。座席モケットは落ち着きのあるコーラルレッド、優先席は紫色のモケットを採用し、バケット型となっています。特徴として袖仕切りと貫通路が石目模様であしらわれています。貫通路は広幅両開きと狭幅片開きがあり、優先席の一部がボックスシートなのも面白いところです。現在はC修と呼ばれる改良を受けています。第1編成のみの特徴として、吊革の形状、張り替えられた床のグレー模様がほかの編成と異なっています。
長らく三田線の主力として活躍してきましたが、6500形が登場し、第1編成もそろそろ引退の時が近づいているものと思われます。
関連項目
その他
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