2020年、新たな名阪特急の顔として導入された特急用車両、近鉄80000系のうち、先頭車に設備されているプレミアム車両の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
Photo Gallery
概要
今回は盛りだくさんの写真をご用意しましたが、ご覧のとおり近鉄の通常運用特急としては過去最高峰クオリティのプレミアム感が盛り込まれています。
座席は後ろの人へ干渉しないバックシェル型の電動リクライニングシートで、手元のコントローラで様々な動きやランプが操作できます。テーブルは伝統の袖部に収納されており、3種を展開してかなり広く使うことができます。座席裏にはマガジンラックが用意され、肘掛にコンセント、壁にはカーテンの昇降ボタンがあります。天井は間接照明式のフラット天井で、終着駅で色が変わります。荷棚はガラス張りで美しく、初めて着席を示すランプが備わっています。妻面にはLCDモニタが2機と防犯カメラが設置されました。デッキは白基調で清潔感あるデザインにまとまっており、ロッカーとカフェスポット、3室のお手洗いが用意されました。非常に充実した設備です。
こちらが終着駅での天井の様子。
新たな仕組みも取り入れ堂々運行開始した新時代の近鉄特急は、すでに多くのファンを魅了する存在となっています。
近鉄の車内デザイン記事 目次
こちらに近鉄の形式一覧と、その記事化状況をまとめていますので、合わせてご覧ください。
https://note.com/soseki1985/n/nb2108caa736f
その他
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