1975年より製造され田園都市線で活躍してきた8500系のうち、初期車の未更新車内デザインをご紹介します。
車内デザイン
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解説
2020系の増備に伴い廃車が進む8500系には、大きく非軽量車・軽量車と呼ばれる構造の相違があり、この前後で内装も変化があります。
初期の非軽量車の特徴としては、座席が8人掛けとなっておりドア横スペースがほぼなく、袖仕切りが立客対策のないシンプルなデザインとなっている点が挙げられます。更新された車両も多く、このタイプの内装はあまり多く残っていません。化粧板は薄赤色で、座席は茶色と黄土色の2色。車端部の座席は妻壁にもモケットが貼られているのが特徴です。天井部には扇風機が設置されています。
前述の通り廃車が進められ、8000系や7200系列でおなじみだったこのスタイルも2023年までにすべて引退となり、見納めとなりました。
関連項目
その他
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