1988年、札幌圏の通勤輸送向けに導入されたステンレス製の近郊型車両、JR北海道721系電車のうち、1次車の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
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概要
登場当時は2ドア車両ばかりが運行されていた札幌圏に導入されたステンレス車で、夏場にクーラーを搭載して誕生しました。その最初の製造グループをご紹介です。
車内は3ドアすべてにデッキとの仕切りが用意されています。ドアは窓が下方に拡大された両開きタイプですが、近年は常時開放となっています。上記の理由で半室構造となっており、その車内には転換クロスシートが展開します。デッキ付近のみ混雑対策で1人掛けとなっており、この辺りには吊革もあります。1次車のみの特徴として、登場当初は赤色系シートで登場した名残でひじ掛けが赤かったり、デッキの壁面模様がこの世代のみ、濃い青色に水色のすずらんが並んだ壁紙となっています。
短編成で普通列車に使用されていますが廃車も開始されており、1次車が見られなくなるのは時間の問題かもしれません。
その他
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