国鉄から譲渡されたキハ10形を改造し1977年から運行されている、関東鉄道常総線のキハ310形車両の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
Photo Gallery
概要
現在常総線を現役走行する車両としては最古参となる車両です。国鉄譲り受け車両ですが、車体は新造され近代的です。
外観と合わせて車内も通勤電車としての体裁となっています。すべてロングシートで、パイプの袖仕切りを備えたピンク色のシートが展開します。壁面は濃いベージュ色で、化粧板部分と塗料で塗装された部分があります。床は茶色で、ドア類はステンレス無塗装です。冷房装置は荷棚部にあり、天井はオリジナルの扇風機が回っています。ワンマン対応で、ドア上にはLED式の車内案内装置がついているところも面白いところです。
戸袋窓が面白いところで、客用ドア、貫通路とも窓ガラスがほかの窓に合わせて縦に2枚並んだデザインを採用されています。内装だけのポイントで、デザインのこだわりを感じます。運用される機会が激減しており、最後の活躍を細々と続けています。
その他
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