続々と製造が続けられている南海のステンレス製通勤型車両8300系のうち、高野線向けに初投入された6次車の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
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概要
2019年より高野線の従来車両を置き換えるにあたり、すでに南海線に導入されていた8300系が抜擢されましたが、高野線向けとなりいくらか車内に変更点が生じました。
車内は8300系1次車と同様、内側が黒色処理された大型袖仕切りを採用しました。座席横のスペースも全箇所統一設計となり、南海線のような荷物スペースはありません。また、座席モケットは9000系更新車同様、濃淡グレーが交互に採用された着席区分柄となり、深さのあるバケットシートに変化しました。吊革についてもさわやかな青色のものが新規採用されています。そのほかは基本的に従来の8300系に準じており、ドア上には千鳥配置でLCD案内装置も設置されています。
14年ぶりの新車導入、比較的ハイペースに増備が続けられており、いつの間にか高野線の主役になる日も遠くないものと思われます。
関連項目
その他
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