1986年、数年ぶりに増備された際に仕様が変更されて誕生した、JR西日本117系100番台電車の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
Photo Gallery
概要
国鉄時代末期に増備された車両で、晩年関西地区では中間車のみが一部に残っていた車両です。
まず目に留まるのが窓配置で、1枚下降窓に変更され外観・内装ともすっきりしました。座席はバケットシートに変更され座り心地が改善し、ドア横のスペースが拡大されて混雑対策が施されています。この番台の車両は福知山線向けの改造を受けておらず、ロングシートは設置されていないため、登場時に近い姿がそのまま残っています。妻面の木目調、フラットな天井、カバーのかかった蛍光灯なども合わせて非常に落ち着きのある仕上がりのインテリアです。
関西地区では貴重な車両でしたが、こちらも300番台とともに運用を外れ、その後岡山地区からも117系は撤退となりました。
その他
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