1979年から地下鉄鶴舞線直通運用対応の4ドア車両として製造された名鉄100系電車のうち、特別整備を受けた1・2次車の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
Photo Gallery
概要
1978年、6000系をベースに4ドアが採用された車両です。今回ご紹介するのは1次車の車内で、更新工事を受けて内装に変化が見られます。
ロングシートの車内はなにより横引カーテンのついた1枚固定ガラスの側窓がとても個性的で目に留まります。座席は茶色系で、座席袖には板型の仕切りが採用されました。車内は更新工事を経て明るい化粧板に変更され、ドア付近の床には黄色の警戒色、また床は中央部に柄の入ったツートーンに変化しています。天井部から直接ぶらさがる吊革は更新工事を受けた際に三角形に変更されました。1次車と2次車では乗務員室背面の窓押さえ形状に差異が見られます。
1次車は40年以上運行されており比較的高齢です。薄暗い地下で鮮やかな赤色の電車が末長く走り続けることを祈るばかりです。
その他
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