はじめに
今日は番外編。すでに引退したOsaka Metro御堂筋線の10系に、かつてちょっと気になる異端児がいたのを思い出したので、備忘を兼ねてご紹介です。
その違和感は、最初の1本に見られました

こちらがその異端児の車内。見た目は普通の10系更新車ですが、実はちょっとした差異があります。それがこちら。

そう、ドア上のLED車内案内装置。
この車両は一番最初にリニューアル工事を受けた、06編成。その貫通路ドア上鴨居部に設置されたLED車内案内装置のみ、非常におしゃれですっきりとした意匠にまとめられていました。余談ですが写真の1706号は、元試作編成に組み込まれていた車両で、昭和50年川崎重工製の銘板がついていました。残念な画らすでに廃車となっています。
他の車両はというと…

ちなみにほかの車両ではこんな感じ。 客用ドア上に設置されたものと同じく、LED本体のまわりにFRP製の黒い意匠が施され、かつてはロゴマークなどが張り付けられていました。目立ちはするのですが、少しもっさりとした印象は否めません。

こちらは10系の増結車や10A系などでみられる、天井が20系電車と同じ薄型クーラーに変更された車両の例。天井が高くなりすっきりとした印象になりましたが、逆に物足りなさもあったり…。
終わりに
こんな感じで、10系電車には細かな差異がたくさん見られ、趣味的には本当に楽しめる存在でした。ほかにも屋根高さはもちろん、たとえば座席背面の構造などを見ると、実は小さな違いがたくさん見られました。
関連項目
その他
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