筑肥線のダイヤ改正による増発用車両として2000年、2002年に合わせて3本製造された、JR九州303系直流電車の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
Photo Gallery
概要
長らく103系が地下鉄乗り入れ運用に入っていた筑肥線に増備された4ドアの直流型通勤電車です。デザイナー水戸岡氏の意匠性が随所に見られるステンレス車です。
車内はグレー系をベースとしたデザインが採用されています。座席はハイバックの個別シートで、黒ベースにドット柄の入ったモケットが採用されています。座席袖はシンプルなパイプですが木製の肘掛けが用意されています。ドアは九州らしい真っ赤ですが、乗務員室背面を除く妻面は地下鉄のような木目調が採用され、貫通ドアも地下鉄に合わせて一部に両開きドアが付いた広幅となっています。ドア上のLEDは第3編成のみマップ式と併用されています。
305系が増備された今、3編成が平成時代の筑肥線代表としてモダンなデザインを煌めかせながら活躍中です。
その他
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