1999年、えちぜん鉄道の前身である京福電鉄が導入した単行電車、MC5001形電車の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
Photo Gallery
概要
京福時代に新製された車両です。車体はオリジナル仕様ですが、足回りなどには流用品が用いられています。
明るい内装はグレー系の化粧板にさわやかな青色の座席が並んでいます。モケットには柄が入っており、優先座席ではこちらも明るい黄色が採用されています。窓は1枚ガラスで開放感があり、1枚ドアのため大きな戸袋窓も設置されています。座席袖はシンプルなパイプ仕切りです。乗務員室背面の見付は生まれ故郷の阪神電車に大変似ており、ワンマン設備が設置されていますが、特に運賃表が妻面ではなく出入口の上部に設置されているのが大変ユニークなポイントです。
1両が京福時代、生まれてすぐに事故で廃車されているため現存は1両のみ。譲渡車ばかりの同線で異色の存在となっています。
その他
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