1976年の市営地下鉄開業時に登場した、神戸市営地下鉄西神・山手線の1000形車両のうち、後期に更新工事を受けた1000-02形の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
Photo Gallery
概要
開業時から走っている車両ですが、一度更新工事を受けており、1000-02形と分類される車両はIGBT素子のVVVFインバータ制御装置を搭載しています。
この編成は最末期に製造されたグループで、運転台背面に窓があるのがポイントです。車内全体は落ち着きのある薄い木目柄の入った化粧板に、同じくシックな緑色のシート、ベージュの床の構成です。袖仕切りは更新前はスタンションポールがない形状のものでした。阪急系の側窓構造を採用し、1枚下降窓が3枚並び、日よけは鎧戸となっています。取材が叶いませんが、女性専用車は6連化の増備車で、袖仕切りが2000形と同じタイプに変更されています。
急速に新型車両への置き換えが進んでおり、モダンな外観もまもなく見納めになるものと推測されます。
その他
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