ものすんごく久しぶりの企画です
実はこの特集、ずいぶん前に都営地下鉄10-300形電車で一度公開したことがあるネタとなります。
2021年2月の公開でした。あれから5年、ひさしぶりに車内のステッカー検証を行ってみたいと思います。


今回の対象は、2025年11月に取材した「東京臨海高速鉄道りんかい線71-000形」です。2025年に走り出したばかりの新型車両ですね。この車両、編成の端から端まで見渡して見つけることができたステッカーをピックアップします。見逃しがあるかもしれませんが、おおむね撮影できているかと思いますので、車内にどれほどのステッカーがあるのか想像しながらご覧くださいませ。
ドア周り

最近はガラスに直接注意喚起ステッカーが貼られるパターンが減っているようで、引込部に縦長のステッカーを貼って啓発するケースが多いようです。こちら、実はよくみると座席モケットと同じ柄があしらわれているのが面白いところ。また、子どもの目線の高さとなる下部ではひらがなで文章が書かれているのもポイントです。

これはもはや当たり前の装備となりました。号車とドア位置を告知する点字シールですね。非常にシンプルなものが採用されています。

こちらも関東ではよく見る、ドア番号ステッカーですね。ドアの面位置を確認するための業務目的ステッカーで、利用者には原則関係のないものです。
鴨居部

急停車に対する注意喚起を行うステッカーです。よく見かける印象がありますが、先代70-000形では同様のステッカーはみられませんでした。

反対側には防犯カメラ作動中を告知するためのステッカーと、ドアコックに関する注意喚起ステッカーがあります。ドアコックステッカーは70-000形とは大きくデザインが変わり、グレーベースとなり日本語・英語で細かく箇条書きが並んだデザインで、少し文字の小さい印象です。

このようなステッカーもありました。SOSボタンの位置を示すものです。70-000形では車内マップに非常設備位置が示されたステッカーがありましたが、71-000形ではマップタイプは見つからず、代わりにピクトのみの位置を示すステッカーがあります。弱冷房車ステッカーはよくみるデザインな気がします。
壁面


非常通話装置に貼りつけられたステッカーです。位置によって2種類の形状が用意されていますが、記載内容は同一です。こちらも黒ベースになりSNSボタンマークが記載されています。通話機能があるためマイクを示す文字もありますね。

車内でのマナーモード設定、通話NGを啓発するステッカーです。各社でよく見るイメージですが、なんとりんかい線マークが入っていました!余談ですが、今の若い方々はこれを見て携帯電話だと認識できるのでしょうか…?

よく見る優先席ステッカーですが、実は先代70-000形とはずいぶんとデザインが変わっています。これは比較対象もぜひご覧いただけたらと思います。

ご覧ください。実は全然違うんですよね。まず色合いが異なるほか、4か国表記の有無、優先席・ヘルプマーク表記が独立ステッカーになっているなどです。新型71-000形では必要な情報が1枚のステッカーにすべてまとめられ、色合いも紺色になりました。

こちらは女性専用車のみに見られる、専用車時間帯等を告知するためのステッカーで、花柄があしらわれたピンク色のものです。なんとこのステッカーにもりんかい線ロゴがあしらわれていました!そのほか開閉可能な窓では開ステッカーも窓に貼付されています。

最後に業務用ステッカーです。こちらは広告枠の番号を示したものです。広告の下部にありました。
妻面

さぁ妻面です。怒涛の情報量ですね。最近は妻面も全部ステッカーなんですね。青いステッカーには号車、車番、製造メーカーと年次、そしてJ-TRECの車体構造を示すブランドマークが印字されています。また写真は乗務員室背面で撮影したため、消火器が乗務員室内に設置されていることが告知されています。そのほか空気清浄機が搭載されている旨の告知もありました。

貫通路脇には消火器ボックスが収められていますが、紺色の壁面で目立ちにくいためか、赤いラインが大きく配置されていますね。消火器ステッカー、懐中電灯ステッカーともピクトのみで文字情報はありません。

各ドア個別のドアコックの他、側面すべてのドアを開放することができるハンドルが妻面にあります。こちらもグレー基調にピクトが配置され、2か国語で細かく案内が記載されています。

E235系ベースの車両ですので、ドアレールに傾斜が設計されており、ドアは自動的に閉まるようになっています。開けるのは手動です。こんなステッカーがあるんですね。
終わりに
前回特集した都営新宿線の車両に比べると、ずいぶんと見つけられたステッカーの種類は少なくなりましたね。特に個人的に衝撃を受けているのが、禁煙マークがどこにも見当たらなかったことです。もはや鉄道車両が禁煙なのは当たり前だからでしょうか。あるいは、液晶ディスプレイである程度の案内が保管されるようになったことも影響しているのかもしれませんね。シンプルゆえに、美的な車内はとても心地よいもので、りんかい線の新時代を感じることができました。
というわけで2回目のステッカー検証、お楽しみいただけましたでしょうか?みなさんも身近な電車にどれくらいの表記類が設置されているのかチェックしてみてくださいね!
その他
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