はじめに
路面電車ではしばしば見られる、降車ボタン。ワンマン運転時に下車することを運転士へ知らせるもので、押さなかった場合は通過となります。
この降車ボタン、嵐電でも採用されており古くから設置されていました。嵐電では基本的にすべての停留場に停車しドア開閉を行うため、実際には押さなくても降車できるのですが、慣例的に設置されています。
今回は嵐電の降車ボタンをプチ特集です。
1、レシップ製 四角いボタンタイプ

こちらはレシップ製KSP-060と思われる降車ボタン。嵐電では広く採用されており、確認できている限りでは101形~631形まで採用を確認しています。クラシックな四角いボタンがあるメッキ加工されたボディで、押すと紫色の窓に「とまります」の文字が出てきます。
2、レシップ製 黄色いボタンタイプ

こちらは600形列でよく見かけるタイプで、おそらく後年交換されたと思われるもの。メーカーは同じくレシップ製で、KSP-400形と思われるものです。ボディが黄色で目立ち、ボタンが大きくて押しやすいオレンジ色のものになりました。
3、レシップ製 半円形ボタンタイプ

アップで撮影した写真が見当たらなかったためこんな写真で申し訳ありませんが、ご覧の通り、上半分が窓、下半分がクリーム色のボディに、黒い半円形のボタンが埋まったタイプの降車ボタンです。こちらはおそらくレシップ製KSP-200形と思われ、KSP-060形に比べると押し心地が軽くなりました。このタイプはモボ2001形で見かけられました。
残念ながら…

令和時代に入って新造された大変お洒落な新型車両、モボ1形。残念ながら、どこを見渡しても降車ボタンは見当たりません。どうやら各駅停車ゆえに廃止されたようです。
そして…

なかには降車ボタンが撤去されたと思われる車両も発見しました。こちらはモボ2001形2002号でクリーム色の化粧板の車両ですが、類似色の板で、ボタンがあったと思われる箇所が塞がれています。
残念ながら嵐電では降車ボタンはお役御免のようで、もしかするとこんな感じで、順次廃止されるかもしれません。
その他
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