1981年より元東急5000系を譲り受けて運行を開始し、晩年は単行2両が2016年まで運行された、熊本電鉄5000形電車の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
Photo Gallery
概要
取材は2011年ごろで写真点数が少ないのですが、せっかくなのでご紹介します。
東急時代のデザインをほぼ残したままに導入された車両で、この車両は両運転台・ワンマン改造を受けています。前述の通り車内も往年の様子がほぼ残っており、グレーの化粧板、赤いシート、独特な形状の袖仕切りや車体下部の丸み、緑の床など非常にレトロです。ドアも東急時代に小窓化されたままになっていました。また、幕式の運賃表が残っていたのも非常に印象的です。非冷房車で扇風機を装備していました。
令和になり、渋谷駅前からも、この熊本からも消えた元東急5000系。いよいよ、記憶の中だけの存在になりつつあります。とても魅力的な車両でした。
その他
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