1981年に登場した大阪線系統向け界磁チョッパ制御車、近鉄1400系のうち、B更新の施工で見納めとなる、前期A更新車の車内デザインをご紹介します。
車内デザイン紹介
Photo Gallery








解説
界磁チョッパ制御装置を採用した車両は、車体が全体的に四角い構造へ変更され、前面は以後シリーズ21登場まで継承され続けたステンレス板の飾り付きスタイルとなりました。この1400系は大阪線系統4両編成で登場した車両です。
今回ご紹介する最初の1編成は、81年製造後2000年にA更新工事を受けましたが、更新内容の過渡期で、化粧板や床などは80年代後半から採用されたベージュと茶色の明るいカラーリングを採用しつつ、ドアは複層ガラスに交換されました。また座席モケットは3200系などと同じ柄の大きいタイプに交換されているのも珍しい点です。
まもなく2回目の更新に入るものと思われ、このスタイルも見納めの日が近づいています。
その他
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