1989年に登場し、JR西日本の快速列車の顔として一時代を築いてきた近郊型車両、221系電車の車内デザインをご紹介します。











2012年から施工された体質改善工事を経て、車内はその雰囲気が一変しています。すべてのシートが転換クロスシートで構成されており、座席モケットは225系登場後、柄の入ったブラウン系に変更されました。座席配置は変則的で、立ち席スペースが大きくとられた場所があります。また、妻面などはクールな色調を採用し、これも225系などと同等レベルとなっています。かつては妻面にLED車内案内装置が設置されていましたが、更新工事後はドア上へ移設され、明るく大きな文字になりました。ただ足回りは登場時の界磁添加励磁制御となっており、独特の乗り心地が楽しめます。